ビジネスインタビュー(UX Kansai)
本日はビジネスインタビューの回
ジブチで暑さにやられたままのセミナー.少し体力的にきつかった・・・・
ユーザー調査はUXの中で最も興味のあるところ。どうやって調査をして、そのデータをどのように処理するのか?
今回の流れとしては,
(1)ビジネスインタビュー
(2)ビジネスモデルキャンバスの作成
(3)CVCA作成
今回イントロの時に説明のあった,「顧客をみたところで儲からなければ意味がない.」「尊敬できる事業でなければならない.」「なぜその企業がその事業をやるのかを考える.」僕が途上国向けのプロダクト開発をするにあたり,まさにいつもつまづくところだ・・・・.特に儲からなければ意味がないというのは,製品を作ったところで持続的に存続できなければ,フォローできなければゴミを作っているのと変わらないので,自分たちも持続できる仕組みを作ることは絶対.
<気付き点>
(1)ビジネスインタビュー
浅野先生がインタビューしているのを観察。
今まで浅野先生の話の中で、仮説を持つとバイアスがかかるから、仮説は持たずに調査をするという話が何度か出てきたと思う。浅野先生のインタビューを見ていると、これって、広い知識があることが前提なんだと痛感。日々インプットが重要なのか、、、
僕は知識がものすごく偏っているので、こういういきなりのインタビューとかになると多分何も質問できずに終わる、、
インタビューの中にAS-ISもTO-BEも入り混じっていて、僕なら喋っているうちにこんがらがりそう、、
ビジネスモデルキャパスに沿ってインタビューをするのがいいのか、聞きたいことを聞くのか?実は何かの手法に沿ってインタビューしてるのか?経験?
先生のやり方を見てると、興味で聞いている場面と内容を整理してる場面、目的に一度戻って聞いている場面があった。これはわざと使い分けてるのか?
(2)ビジネスモデルキャンバス(TO-BE)の作成
次にあるべき姿(提案するビジネス)のビジネスモデルキャパスを作成。反省点しかない。
今までBMC作成した時はVPを一番初めに考えて、そこからCSを考えていた.
これってUX的には「誰に届けたいか」を決めるのがもちろん最初で、その人に「どういう形を届けたいか」となるので、当然CS→VPてなるはず.今までって,今持ってる技術が当てはあまるCSはどんなんだろうって考えていた.どうしても技術主導が抜けていないなぁ。
WSの進め方としては,とりあえずよくわからなかったので,「3年後の」とのことなので、3年後に想定しうる自分と周りの状況を話しして、そこから課題を洗い出す。
このやり方ってインタビュー意味ない。全く意味ない!
「人が作ってくれた」現状のビジネスモデル(AS-IS)があるのに、全く分析してない。
これは多分、 企業の抱えてる課題に対して、自分たちが考えてる今の課題がどうマッチするのかをら「メンバー間で」インタビューしあって出ただけの結果だ.
次回までにもう少し現状分析をしておく必要があるんだろうけど、、何を、、??どう分析したらいいのか?
WS中に何かもう少し企業さんに聞いておくべきだったのに、何も思いつかなかった、、それをまず話し合うべきだったのかも、、
(3)CVCA(顧客価値連鎖分析)作成
BMCが提供価値について分析したものであるのに対して、CVCAはステークホルダーの関係性に着目して、お金や情報/モノの流れを記載したもの。
これって、各関係性を確認して、BMCにフィードバックするのが目的だと思うので、わかりやすくないと意味ないと思う。ということはまず幹となるのはどこか?その周辺はどこか?
提案したい関係性はどこか?が一目でわかりやすくなってないとダメなんだろうな、、
自分もプレゼンしてる時に説明しづらかったし、メンバーも整理できてなかったって言ってたのは、「わかりやすく書く」(僕にはめっちゃ苦手)ことにもっと着目して書くべきだった。
※今回のプレゼン
もともと人前で話すこと,人に説明することに苦手意識があるのだけれど
今回のプレゼンはひどかった.
要点があまりにも支離滅裂で,喋りながら凹んでた....
もう少し,要点をまとめて喋り出すべきだった...
※※ビジネスモデル
前に述べた,尊敬できるビジネスではないとダメで,対応する企業がやるべきことなのかどうかを考えてないとだめ!
っていう視点が一切入ってなかった(入ってなかったことはなかったんだけど少し無視してた).「尊敬できるビジネスを」「なぜその企業がやるのか」
※※※自分の得意分野を捨てる.
これって,多分楽な方に逃げないようにってことの助言だと思う.
特に僕とかは明らかにプロダクトに行った方が楽なのはわかっているけど,それにこだわりすぎるとダメってことなんだろうなぁ.